HASEKENhk.comアーカイブ(「ドル円150円時代」‐2022年11月1日掲載)

こんにちは、Wells Insurance Hong Kongです。海外在住者や海外投資をしている人でなくとも為替動向は関心事。米ドル/円は、2023年12月に140円まで下落した後、1月に入ってから148.8円まで上昇しましたが、1月31日には146円割れ近くまで反落。「米ドル高・円安はもう終わったのではないか」との声が広がりつつあります。しかしここにきて、「米金利上昇」「日米金利格差」とは別の円安要因として浮上してきたのが「新NISA」。日経新聞の記事によると、新NISAによって単月貿易赤字の8割に相当する月間3250億円の円売り・外貨買い需要が発生するとのことで、海外投資家も新NISAの動向に注目せざるを得なくなっているようです。