こんにちは、Wells Insurance Hong Kongです。
以前にも当コラムでご紹介したように、香港の一部の保険会社が取り扱う一部の商品については、保険の名義人を信託にすることによって(信託スキーム)、香港に渡航することなくお申し込みをすることができるため、特にコロナ禍のピークにおいて香港の出入境規制が大変厳しかった時には、同スキームを利用してお申し込みをされた方も多くいたことでしょう。
しかし、昨年夏に行政長官をはじめ執行部が一新された後辺りから出入境制限が徐々に緩和され始め、遂に2月6日(月)には「最後のハードル」とも言われていた、海外から香港に入境する非香港居民に対するワクチン完全接種要件が撤廃されました。
香港日本総領事館 新型コロナ(268:【香港情報】防疫措置の調整)
もちろん、日本非居住者であれば、今後も香港に渡航することなく一部の商品をご契約いただけることに変わりはないと思いますが、契約手続き自体は香港内で行った方が簡単なので、是非観光がてらにでも香港へお越しください!
香港入境について(香港日本総領事館HPより、23年2月時点)
○香港入境の際に事前準備が必要な書類等は以下のとおりです。
(1)迅速抗原検査の陰性結果の取得または、PCR検査の陰性結果の取得 |
●検査方法及び採取日時:
・香港国際空港より入境する者:迅速抗原検査(出発予定時刻の24時間前以内)または、PCR検査(出発予定時刻48時間前以内)
・空港以外の入境コントロールポイントより入境する者:迅速抗原検査(香港到着予定時刻の24時間前以内)または、PCR検査(香港到着予定時刻の48時間前以内)
●迅速抗原検査は、各自で実施したもの又は医療機関等で実施したもののいずれでも認められます。
●迅速抗原検査を各自で実施した場合は、同キット本体にお名前(ローマ字)、検査日時を記し、写真をとって保存する必要があります。
●検査結果の写真または医療機関等が発行した陰性証明書については、90日間保管し、香港政府職員に検査結果の提示を求められた場合は応じる必要があります。
●オンライン健康申告において、事前登録をする場合、迅速抗原検査またはPCR検査の実施の有無について回答する必要がありますので、YESと回答してください。なお、現在のところ、オンライン健康申告上に、陰性結果の写真や医療機関等が発行した陰性証明書をアップロードする箇所はない模様です。
※中国本土及びマカオから香港に入境する渡航者は、迅速抗原検査又はPCR検査を実施する必要はありません。
○入境前にオンライン健康申告をとおして、検査結果の情報を事前登録することも可能です。
●香港政府衛生署(CHP)新型コロナ関連サイト:「Welcome to use “Health & Quarantine Information Declaration”」
※香港国際空港を経由して入境する場合、QRコードの有効期間は発行後96時間、空港以外の入境コントロールポイントを経由して入境する場合、QRコードの有効期間は発行後24時間となります。
○香港における新型コロナウイルス関連の最新情報は、香港政府衛生署(CHP)新型コロナ関連サイトにまとまっていますのでご確認ください。
●香港政府衛生署(CHP)新型コロナ関連サイトトップページ
○香港における入境措置は以下にまとめています。
●出入境にかかる各種措置一覧