こんにちは、Wells Insurance Hong Kongです。

以下の内容は、特定商品の販売や、購入への勧誘を意図したものではありません。日本非居住者に対し、国外における資産運用の一般的な情報を提供することのみを目的としています。

円安・為替高止まり局面における「あるある」

我社の保険ビジネスには、為替が円安水準を維持したり、急激な変動が起きたりするとよく起こる現象として、解約や保険資産の一部取り崩しに関するお問い合わせが増える、というものがあります。香港の保険商品は大概のものが米ドル建て、或いは米ドルにペッグしている香港ドル建てです。そのため、保険契約自体が損益分岐点を迎えていて利益が出ている場合は勿論のこと、多少運用上の損失(あるいは初期の解約控除)が発生していたとしても、契約時の為替と現在の為替とを見比べて、それを十分にカバーできるほどの為替益(米ドル/香港ドルに対して円安が進行している状態)があれば、「ここで一度利益を確定させよう」と解約や一部取り崩しの誘惑にかられるのも十分理解できます。

香港の保険に加入するのに、香港の銀行口座は必要?

(一部)解約返戻金や為替益の出口戦略についてお問い合わせされてくるのは既契約者に限りません。新しく保険への加入を検討している方から「保険に加入するためには、香港の銀行に口座を開設しないとダメですか?」と尋ねられることがあり、返戻金の受け取りや運用の出口は香港の銀行口座でなければならないと思っている方が稀にいるのですが、答えは「否」です。

確かに、現在でも香港の銀行口座が必須、あるいは強く推奨される場合もあります。例えば即時払い年金型の商品においては、申込者が香港在住であり、且つ香港に銀行口座を持っているということが加入の条件となっているケースが一般的です。また、終身年金型商品でも、年金を毎月細かく受給したいという事であれば、利便性や手数料の観点から香港の銀行口座を受け取りに指定することが求められます。

しかしながら、例えば終身年金型保険の年金受給を年に一度とする場合は、保険会社はその都度Cheque(小切手)を発行して加入者の登録住所(日本など)に宛てて発送する、という対応をしてくれるところもあります。さらに、一部取り崩しや中途解約については、加入者が指定する銀行口座(香港内外を問わず、日本のプレスティアやソニー銀行などの外貨受け取り対応口座を含む)に返戻金を電信送金(Wire Transfer)で直接振り込むというのが一般的です。

投資商品を選定する際に重要視されるべき「流動性」

通常、一部取り崩しや解約を希望する場合、どの保険会社であってもネットやオンラインでボタン一つでスイスイと手続きが完了する、というわけにはいきません。セキュリティや本人確認の観点から、現在でも所定の請求書類(一部は電子署名対応)の提出が求められます。しかし、書類に不備がある場合を除けば、書類の受領から概ね数週間から一か月以内には指定口座に返戻金が払い出されますので、海外資産でありながらも「香港の保険商品は流動性が高い」と言えます。

2026年現在、世界的な経済環境の不透明さが増す中で、資産運用を始める時に留意すべき点は数多あります。会社の財務健全性や利回りと同じくらい、「必要な時にしっかり現金化できるか」という流動性は重要視されるべきで、その点についても香港の保険商品は優秀です。香港の魅力的な保険商品へのアクセスは、世界の富裕層や資産形成層に開かれたチャンスですので、通貨分散の一環として是非検討してみてください。

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