こんにちは、Wells Insurance Hong Kongです。

英国のシンクタンクZ/Yenグループおよび中国(深圳)総合開発研究院より、世界117都市を対象とした最新の第40回「世界金融センター指数(GFCI 40)」報告書が発表されました。国際金融センターとしての総合評価において、香港は世界第3位(アジア太平洋地域1位)を確固たるものとして維持しています。

トップ3の攻防と主要都市の順位

今回のランキングでは、世界の主要金融センターがトップ争いを繰り広げています。

  • 1位: ニューヨーク(761pt)
  • 2位: ロンドン(757pt)
  • 3位: 香港(756pt)
  • 4位: シンガポール
  • 5位: 上海(トップ5へ復帰)
  • 6位: 東京(前回の10位から大幅ランクアップ)

首位ニューヨーク、2位ロンドンに続き、香港は756ポイントを獲得して世界3位に付けました。特に2位ロンドンとの差はわずか1ポイントまで迫っており、名実ともに世界のトップ金融都市として強い存在感を示しています。

香港が獲得した「世界第1位」の各部門

GFCI 40の報告書において最も注目すべきは、香港が特定の主要カテゴリーや業界分野でトップ評価を獲得している点です。

1. 金融分野別評価での「世界首位」

実務者や投資家による分野別評価において、香港は以下の3領域で世界トップの評価を受けました。

  • 保険業(Insurance): 世界第1位(首位を堅持)
  • 投資運用(Investment Management): 世界第1位(世界首位へ躍進)
  • 資金調達(Government & Regulatory / Finance): 世界第1位(首位を堅持)

2. フィンテック(FinTech)部門で「世界第1位」に再浮上

香港はフィンテックランキングでもニューヨークや深圳、シンガポールを抑えて世界第1位を獲得しました。ステーブルコインの発行体制度や仮想資産の取引・カストディ・運用に関する先進的な法制度策定(包括的規制枠組み)が、世界的な評価に繋がっています。

3. 競争力指標における躍進

5つの基礎的要素においても、香港の強みが際立っています。

  • 金融業発展水準: 世界1位へ上昇
  • ビジネス環境 / インフラ: 世界2位へ浮上
  • 人的資本: 世界2位を維持

「スーパーコネクター」としての香港と今後の展望

香港政府の報道官は今回の発表を受け、地政学的な変動が続く中でも、香港が「一国二制度」のもとで中国本土と世界を繋ぐ「スーパーコネクター」および「スーパー付加価値創造者」としての役割を果たし続けていると述べています。さらに、ステーブルコイン制度をはじめとするデジタル資産政策の推進や、国際的なサステナブルファイナンス(グリーンファイナンス)のハブ化、上場制度の継続的な最適化により、グローバルな資金配分の拠点としての優位性は一段と強化されています。

今後も最重要となる金融ハブとして

ランキングの発表を受け、香港の政府報道官は「行政長官が発表した香港初の5カ年計画は、金融面で「安定をもって促進し、進展をもって安定を固める」方針を堅持し、既存の金融優位性を拡大すると同時に「金融+」を推進し、金融の優位性と放射能力を増幅させ、各種産業の発展を支援し、実体経済にサービスを提供するものだ」と述べました。世界1位を堅持する「保険」や「投資運用」の分野をはじめ、極めて安全で強固な金融規制とイノベーションを両立させる香港は、グローバルな資産形成や事業展開において、今後も最重要となる金融ハブであり続けるでしょう。

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