こんにちは、Wells Insurance Hong Kongです。

以下の内容は、特定商品の販売や、購入への勧誘を意図したものではありません。日本非居住者に対し、国外における資産運用の一般的な情報を提供することのみを目的としています。

コロナ前の活気を取り戻した香港

香港が世界で展開する観光プロモーション「ハロー香港」。その一環として「海外在住者に航空券50万枚を無料配布」することが発表されたのが2月。その後、コロナ対策としての出入境規制の緩和も相まって、香港では冬の終わりから明らかに渡航者が増え、今ではコロナ前と同じぐらいの賑わいを見せています。2023年4月1日からは、入境に際して出国前検査(迅速抗原検査やPCR検査)を実施する必要もなくなりましたので、香港の街はこれから益々活気づいていくのでしょう。

香港の保険商品への加入は、原則現地で手続きすることが求められるので、この流れは保険会社にとっても追い風で、保険各社のプロモーションにも熱が入っています。

「是非この機会に香港へ!」とは言いたいものの…

ということで、「是非この機会に香港へ!」と言いたいところですが、上述の無料航空券は激しい争奪戦が繰り広げられていて取得困難なようですし、かと言って自費で航空券を購入しようとしても現在は価格が高止まりしていますし、ホテル料金も高騰しています。そのためか、現在でも香港域外在住で保険商品へ加入する方の中でも多くの方が、(渡航せずに)書類の郵送によってお申し込み手続きをしているというのが現実です。

手続きは書類の郵送で

香港内でお申し込みをするのに比べて書類の量が多かったり、契約当初は契約名義人を信託会社にする必要があるといった留意点があるものの、渡航に伴う時間や金銭的コストを考慮すれば圧倒的に費用対効果が高いということで、郵送によるお申し込みを選択される方が多いのですが、必ずしも香港の全ての保険会社や全ての商品が郵送によって申し込めるというわけではありませんので、その点はお気を付けください。当コラムに度々登場する「年金受給オプション付帯型」や「学資」、「短期払込で年金オプションが付帯していないタイプ」や「低解約返戻金タイプの逓増型終身変額保険」などは基本的に大丈夫です。

「香港の保険は魅力的だけど、渡航は面倒…」という方、同スキームの利用を検討されてみては如何でしょう。但し、日本非居住者の方だけですが。

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