こんにちは、Wells Insurance Hong Kongです。

以下の内容は、特定商品の販売や、購入への勧誘を意図したものではありません。日本非居住者に対し、国外における資産運用の一般的な情報を提供することのみを目的としています。

「他のエージェントを通じて保険を契約したのですが…」

当社には日々沢山のお問い合わせが届くのですが、先日こんなメールが…「他のエージェントを通じて香港の保険を契約したのですが、エージェントを御社に変更できないでしょうか…?」 聞くところによると、お問い合わせをしてきたW氏は5年ほど前に香港の某代理店を通じて、当社でも取り扱いのある保険商品を契約したものの、その代理店が廃業してしまい、日本語のサービスを受けることができなくなって途方に暮れてしまった中で、当社のお客様であるご友人に当社のことを聞き、お問い合わせしてきたとのことです。

先に結論から言うと、Wさんのご要望にお応えできます。決め手は「某代理店がブローカーではなく(当社同様)エージェントであったこと」「Wさんが契約した商品は当社でも取り扱っていること」「Wさんには当面契約を解約する意思がないこと」といったところでしょうか。

契約の7割以上がAgency/AgentやBroker経由

実は、Wさんがしてきたようなお問い合わせは当社にとって決して初めてではなく、たまにあります。というのも、香港では、契約の7割以上がAgencyやBrokerと呼ばれる仲介者を通じたものと言われているのですが、そもそも仲介者の数が膨大。直近の統計(2023年9月30日時点)によると、Agency (法人エージェント)1,708社、Agent(個人エージェント) 78,522名、そしてブローカー811社もあり、総人口の約0.4%に当たる人達が仲介業に関わっていることになります。これだけ数が多ければ、廃業してしまう業者さんも少なからずいるでしょう。因みに、日本では保険代理店の数が人口に占める割合は約0.2%と言われていて、保険会社の数は?と言うと、日本が42社。一方の香港は何と72社で、これほど業界内の競争が激しいのであれば、生き残りのために経営をスリム化し、その分を顧客に還元せざるを得ません。その経営のスリム化の一環として、保険会社は販売代理業務をエージェントやブローカーに委託することにより、営業職員を自前で持たないことによってコストを削減しているのですね。

なお、香港の貯蓄/運用重視型の利回りが多くの人にとって魅力的に見える理由としては、上記のような事務費用の低さの他に、「予定利率」の高さも挙げられます。詳しくは以前のコラムをご参照ください。

仲介者はエージェント(或いはエージェンシー)、それともブローカー?

さて、冒頭のWさんの話に戻ります。三つ挙げた決め手のうち、2番目と3番目は理解しやすいのではないかと思いますが、1番目については「?」と思った人もいるかも知れませんが、これ実は非常に重要なポイントで、「エージェント(或いはエージェンシー)⇔エージェント(或いはエージェンシー)」や、「ブローカー⇔ブローカー」での契約移管(サポート会社の変更)はできるのですが、「エージェント(或いはエージェンシー)⇔ブローカー」での契約移管は香港のルール上不可能なのです。エージェントとブローカーの違いは別の機会にお話しするとして、既に香港の保険を契約していて、契約を取り次いでくれた仲介業者が「エージェント(或いはエージェンシー」なのか、「ブローカー」なのか分からないようでしたら、一応確認しておくのがいいと思います。Wさんのようなこともありますからね。

ということで、もし当コラムを読んだ方の中で「私も香港の保険を持っているが、今のサポート業者から変更したい」という方がいらっしゃったら、ご遠慮なく当社にご連絡ください。場合によってはお助けできるかもしれません。

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