こんにちは、Wells Insurance Hong Kongです。

(*)以下の内容は、特定商品の販売や、購入への勧誘を意図したものではありません。日本非居住者に対し、国外における資産運用の一般的な情報を提供することのみを目的としています。

加入時には日本非居住者であることが絶対条件。でもその後は…

香港の保険に加入するための絶対条件として、「加入時には日本非居住者である」というものがありますが、契約が締結された後に名義人/被保険者が日本居住者となったことによって契約が解消されてしまったという前例はありません。従って、積立にて契約した場合、多くの方が日本に帰国した後も支払いを続けていて、先日も帰国後の支払い手段に関するお問い合わせをいただきました。

お問い合わせをしてきたA氏は、香港在住時に貯蓄性重視の商品に払込期間5年(年払い)で加入。払い込み完了まで3年を残した今年に日本へ帰国し、帰国後としては初となる払込期限が一か月後に迫っています。で、A氏からの質問は実は未だ妻が香港に残っているのですが、僕に代わって妻が保険料を支払うことはできますか…?

香港の外に住んでいても、保険料の支払いはバッチリ

もちろん、保険会社によってルールは異なりますが、幸いA氏の契約先である保険会社一親等以内であれば第三者払いを認めていました!ということで、奥様が香港内の銀行ATMから保険料を振り込んで一件落着。支払いについて保険会社が柔軟に対応してくれるのは有難いですよね。因みに、A氏には他にこんなオプションがありました。

1.(引き続き)香港の銀行口座からの自動引き落とし:元々A氏は香港にある銀行口座から自動引き落としによって保険料を支払っていました。香港を離れた後も銀行口座を保持し、保険料以上の残高があれば、自動的に保険料が引き落とされるのを待つだけで、特に必要な手続きはありません。

2.(香港外の銀行口座からの)電信送金:もちろん可能です。但し、送金に伴う手数料はお客様負担であり、送金完了後には送金控えを提出する必要がある、といった注意点があります。

3.クレジットカードで支払う:日本のカードでもOK。但し、A氏の契約先である保険会社の場合、所定の書類を保険会社に提出する必要があったり、カード使用料が発生したり、保険料が米ドル建てであったとしても、保険会社からカード会社への請求は香港ドル建てとなる、といった注意点があります。

A氏のように、ご家族が香港に残っているというケースは稀だと思いますので、通常は上記3パターンのどれかになりますね。あと、香港でもなく日本でもない国・地域にお住いのお客様でしたら、大体パターン2が多いです。お客様にとってどのパターンがベストであるのか私達がアドバイスしますので、お気兼ねなくご相談ください。

関連記事