こんにちは、Wells Insurance Hong Kongです。
以下の内容は、特定商品の販売や、購入への勧誘を意図したものではありません。日本非居住者に対し、国外における資産運用の一般的な情報を提供することのみを目的としています。
香港に住んでいない既存のお客様から医療保険のお問い合わせ
当社を通じて貯蓄重視型の商品を契約された某アジア国在住のHさん(50代男性)から当社にお問い合わせが。「金融商品じゃなくて、普段使いの医療保険って何かご紹介いただけます?」
Hさんは、日本から同地に転勤となった奥様の配偶者という立場で生活されていて、以前は奥様の会社の福利厚生でHさんにも健康保険が付与されていたのですが、最近になって奥様が転職し、それを機にご家族の保険が無くなってしまったために現地で加入可能な医療保険を色々調べてみてはいるものの、どれもイマイチということで、当社にご相談されてきたということです。
医療保険の場合、貯蓄重視型の商品と違って加入時に健康診断を受けることや、香港に銀行口座を所有していること、或いは香港で滞在可能なビザを所有していること等が加入要件として設けられていることが多いため、香港居住者でもなければ銀行口座も持っていないHさんにとってハードルはなかなか高いのですが、ご紹介できる商品が一切無いかと言うと、そういうことではありません。例えば下記のようなものはHさんにもご加入いただけます。
健康診断も香港の銀行口座も不要
- 年齢や免責額(自分で負担する額)によって自動的に保険料が決定
- 例①:51歳/男性/居住地アジア/非喫煙/免責額0米ドル(=保険会社が全額負担)=初年度保険料4,412.41米ドル/年
- 例②:51歳/男性/居住地アジア/非喫煙/免責額2,500米ドル/年=初年度保険料2,245.24米ドル/年
- 適用地域は3パターン(全世界、米ドルを除く全世界、或いはアジア)
- 免責額(自己負担額)は0米ドル、2,500米ドル、6,250米ドル、10,000米ドルの4パターン
- 生涯保障限度額はアジア375万米ドル(現在の為替水準で約5億3千万)
- 年間保障限度額はアジア125万米ドル

- 保険料は物価上昇のペースによって2~10%上昇する可能性あり
- 支払い頻度は毎月/毎半年/毎年
- 香港銀行口座から自動引き落とし、或いはクレジットカード払い。但しクレカの場合は2.2%の手数料が発生
- 申込のために香港への渡航要
- 健康診断不要、但し告知内容によっては診断書が求められる可能性あり(最近健康診断を受けているようであれば、内容を事前に保険会社に提出することを推奨)
- 居住国に保険会社の認定医療機関があれば、Cashlessサービスの利用が可能(例、シンガポール、タイ)
- 満期は100歳
- 選択通貨は米ドルか香港ドル
- Standard Private Roomとは、病院のスイート/VIP/デラックスルームまたは同様のクラスの部屋以外の病院の専用バスルーム付きの標準的な1人部屋のこと。
- 基本的に入院費と手術費は限度額まで全額保障
- 重大疾病の場合(例、癌)、免責は撤廃

このように、非居住者であっても香港で加入できる保険は貯蓄重視のものだけではありません。今回は医療保険の一例をご紹介しましたが、死亡保障重視型の商品もあるので、何かあればいつでもお気軽にご相談くださいね。